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舞台班ガイドライン
多目的ホール 舞台ガイドライン
tags 多目的ホール総務部
2024年2月18日
ホール全般
- ホール内部へのライター等の火気の持ち込みは禁止。
- ホール内部への水気の持ち込みは禁止。
- ホール内部への飲食物・粉末・本砂の持ち込みの禁止。
- 煙草やろうそく、火薬などの火気類、水もの、その他ホールや備品に何らかの支障をきたす恐れがあるものや、ドライアイスを使用するような、発煙を伴う演出は、原則として認めない。ただし、次項に記すように、スモークマシンの使用については制限付きで許可する場合がある。
- スモークマシンの使用について、「充満型」かつ、リキッドが「水性」のスモークマシンに限り、手続きを踏むことで、使用することが可能な場合がある。使用を希望する場合は、users-slackを通して総務部宛に連絡をすること。(「噴出型」のスモークマシン・リキッドが「油性」のスモークマシンは使用禁止)
- 備品やホールの状態、使用方法等がわからない場合は、必ず総務部に説明を受け、指示を仰いでから使用すること。
- 原則として多目的ホールでのペンキ作業をしてはいけない。但し、止むを得ない場合は、必ずシートを敷くなどの養生をし、床や備品等が汚れないようにすること。
- 備品の破損、汚れ等があった場合は速やかに総務部に連絡し、判断を仰ぐこと。使用前に発見した場合も同様である。ホール退出時の点検において総務部が破損等を発見した場合は、弁償となることがあるので注意すること。
- 平台、箱馬、暗幕はホール外部に持ち出してはならない。
- 21時から9時の、夜から早朝にかけての時間帯は近隣の住民のご迷惑となるため、防音されていないホールの外で大きな音を出してはいけない。
壁・床
- 貼ってよいテープは後述の養生テープのみである。
- 脆いので壁には触れないこと。特に物をぶつけないよう注意すること。また、物を立て掛けるときは十分に養生すること。
- 釘打ちなど、壁・床を傷つける行為はしてはならない。
平台
- 貼ってよいテープは、マスキングテープとビニールテープのみである。ただし表面が木の色の平台については後述の養生テープも貼っていいものとする
- 平台に打ってよいのは二寸(65mm)以下の長さの釘のみ。スレッド釘などのネジ釘は原則として使用してはいけない。
- 平台の節がある部分にはできる限り釘を打たないこと。
- 固定の結合力が弱くなる上、平台の割れや損傷につながるため。
- 節はこの画像を参照のこと。
- 基礎平台(表面にくぼみ・穴のある平台)並びに、基礎コン(赤色のラベルが付けられた、黒い平台)については、框(合板部分)に、天板に対して垂直な角度から釘を打たないこと。もし打った場合、合板部分が割れてしまうため。
箱馬
- 貼ってよいテープは後述の養生テープのみである。
- 打ってよいのは寸二(38mm)以下の釘のみ。
- 割れやすいので使用には注意し、割れているものは使用しないこと。
暗幕
- テープの使用を一切禁止する。
- 安全ピンなどの使用を禁止する。固定に際しては目玉クリップ等を使用し、摩擦で傷がつくことがないように使うこと。安全ピンに関しては、補修のため、総務部によって一部使用されている箇所があるので留意しておくこと。
- 汚さないように特に注意すること。手を洗浄、消毒していない者が幕に触れることは禁止とする(クリーニング代だけで数十万円かかるため)。
- 幕が地面や備品などに触れる際には、その面を十分養生すること。
鉄パイプ
- 鉄パイプの使用を希望する団体は使用計画書にその旨を明記すること。また、事前に別途総務部にしっかりと相談・説明し、経験者の指導のもと行うこと。特に、構造物を作る等クランプを用いる作業は経験者が行うこと。
- 小屋の常設のバトンとつなげて使う場合には、必ず小屋のバトンの側に養生をしてから使用すること。
- 二階ギャラリー(2G)下のバトンから壁に向かって短い鉄パイプを設置する団体が見受けられるが、使用した場合は退出の際にしっかり外し、ホール内倉庫に片付けてから退出すること。
舞台設営
- 「箱馬に平台を乗せる」・「箱馬を用いずに平台のみを数枚接するように並べる」・「平台の上に平台を重ねる」といった方法で舞台や客席、その他構造物を建て込む場合は、必ず「ベニ木っ端止め」を行い、当該平台箱馬同士・当該平台同士を結合すること。なお、平台上で激しい動きを行うか否かに関わらず、ベニ木っ端止めを行うこと。
- 「ベニ木っ端止め」の方法については以下のように定める。
- ベニ木っ端を25mmの釘で平台箱馬双方に二点ずつ合計4点打ち込み、固定する作業のこと。
- 打つ釘の本数は4点を遵守すること。(レベル解体の際にベニ木っ端および平台に釘を残すことを防止するため)
- 当該レベルのすべての平台と箱馬が固定された後、監督者は必ず固定にミスがないか確認して回ること。
- ベニ木っ端止めを行った場合は、釘が残っていないかの確認をより一層、入念に行うこと。
その他
- 何か事故があった場合、基本的に使用責任者もしくは舞台部門責任者が全責任を負うことになるため、以下の注意事項に細心の注意を払うこと。
- ホールの使用を行う前に使用開始時チェックをしっかり行うこと。
- 物を投げるなどの危険行為はしないこと。
- 空調室には立ち入ってはならない。
- 脚立の使用には十分注意すること。使用の際は誰かが支えること。
- 人の頭上で作業しないこと。
- 養生テープはダイヤテックス社製のパイオラン養生テープを基本とする。
- ホリゾント幕の使用を希望する場合、継続使用計画書にその旨を明記し、経験者の指導の下取り扱うこと。
- リノリウムカーペットの使用を希望する場合、継続使用計画書にその旨を明記し、経験者の指導の下取り扱うこと。また、リノリウムテープ以外の貼り付けを原則として認めない。さらに、釘打ちを認めない。使用後は、元あった状態のように、きつく巻き直して立てて置きなおすこと。
- 三階ギャラリー(3G)を舞台部門で使用する際、紙吹雪等、物体を落とすような演出を行いたい場合、継続使用計画書にその旨を明記すること。また、事前に別途総務部にしっかりと相談・説明すること。
- 使用期間中は代理責任者ないし責任者が常駐すること。
- ホール周辺、特に搬入口前には、釘や工具など周辺の通行や安全の妨げになるものを放置しないこと。
片付け
- 現状復帰が基本。諸備品の配置も必ず元通りにして出ること。
- 総務部が退出チェックに来た際には、やり直しを指示される場合があるので、作業が出来るだけの人数が残っている状態で点検を受けること。
- 床、壁、備品は、釘、テープなどが残っていないか入念にチェックし、新たに破損したものがないか確認すること。破損したものがあれば退出チェック時に報告すること。
- 使用後、平台はしっかり角をそろえて、10枚ずつ種類、状況別に積んでおくこと。その際、壁に接触しないよう注意すること。
- 使用後、箱馬は一山10個ずつで積んでおくこと。その際、壁に接触しないよう注意すること。つかみの数も数えておくこと。
- 暗幕は使用後に元通りにたたみ、ホール内倉庫にある棚の、該当する番号の位置に戻すこと。
- 暗幕をたたむ際にはごみ等を落とし、汚れ、破損等を、該当番号の暗幕チェックシートと照らし合わせてチェックし、新たな不備が見付かった場合は退出点検時に総務部に報告すること。また、新たに破損等を発見しても勝手に修繕しないこと。使用後、該当番号の暗幕チェックシートに、使用終了日と団体名を記入すること。
- 蛇腹カーテン、長机、パイプ椅子は数を数え、元の場所にしまうこと。
- 長机は、同じ面(脚と脚、天面と天面)を合わせて置き、表面に傷がつかないようにすること。
- パイプ椅子は、ずれてしまわないように背もたれのところが上下のイスと過不足なく重なった状態で楽屋前の廊下にしまうこと。また、消火器の前に置いておかないこと。これらができていなかった場合はやり直しを指示する場合がある。
- ホール内(1G、2G、3G)、ロビー、楽屋、階段室、トイレなど、使用箇所を全て掃除すること。拭き掃除も全面行うこと。
- ごみを残さないこと。特に、ロビーのゴミ箱とトイレの個室のゴミ箱の中のごみをきちんと処理すること。
- ホールを出る際は上記を全て確認して、忘れ物、汚れ等をチェックし、消灯してから、全ての鍵を施錠すること。特に閉め忘れに注意すること。
- 以上のすべてに関して、何かわからないことがあれば多目的ホールuserSlackにて総務部の指示を仰ぐこと。
多目的ホール総務部 舞台班